海外小切手の処理方法とタイミング

■質問

中古車輸出をすることになり、幸い1社取引先が決まりました。
●●国の会社なのですが、色々メールでやりとりするなか、「国際小切手」で、まずお金を送ってもらうことになりました。
 
 
「200万円」相当のカナダドルの小切手が送られてきました。
日付は昨年12/28になっていて、国際小切手は、換金するまで時間がかかり、着金するのは、
2月上旬です。

私は、別の事業で、既に個人事業主として登録しているのですが、この200万円相当の売上は、合算して確定申告しないといけないのですよね?

この年をまたいでの、売上計上について、どのような仕訳になるのか教えていただけないでしょうか?

■回答

まず、個人事業主の申告の種類は青色か白色か、
どちらでしょうか?

白の場合 → 簡易簿記ですね
                   → (1)へ

青の場合 → 簡易簿記なら(10万円控除コース)
                   → (1)へ

       発生主義なら(65万円控除コース)
                   → (2)へ
 
 
(1)簡易簿記、すなわち「現金主義」という、お金の流れにそって、売上や経費を計上する方法。
 
 
現金を受け取ったときに、売上とします。
ちなみに、小切手は、「現金等価物」といって、現金と同じ性格のもの、という考え方が主流です。
 
 
なので、受け取ったのが12/28なら、昨年の売上とすべきです。
ちなみに、小切手に書かれた日付が12/28であって、実際に受け取ったのが年明けならば、2007年の売上にしてもいいでしょう。
 
 
ここからは考え方がグレーになりそうです。
参考程度に読んでみてください。
 
 
小切手といえども、すぐには換金できない外国の小切手を、そもそも現金と同じとみなせるのか?
 
 
という論理から、実際に現金となるまでの間は、現金を受け取った、という考えはそぐわない可能性がありそうです。
 
 
というか、それもありかもしれません。
あとで税務署で状況を聞いてもらう、というのもアリですね。
 
 
担当者によっては、
 
「ならば実際に日本円で受け取る時点で現金受取、としてもいいですよ」

といってもらえる可能性がありそうです。
 
 
 
(2)発生主義、という、現金の出入りに着目せず、売上の事実によって収益を認識する方法
 
 
もし、こちらを採用しているのなら、売上の事実が確認できた時点をもって、売上計上です。
 
 
たとえば、支払を約束された時点、実際に中古車を発送した売り上げの時点、などが挙げられます。
 
 
小切手がいつ届こうが、それが海外小切手であろうがなかろうが、売上の認識に関係はありません。
 
 
どちらの方式を採用しているのか、いまいちどご確認下さい。
 
 
また、売上計上のタイミングですが、見積を送っただけでは売上にはなりません。
あくまでも、買う意思表示がなされたときです。

それが小切手郵送、ということであれば、小切手到着をもって売上、とするしかないですね。

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