税理士

税理士の資格を紹介します。

税理士(ぜいりし)は、税理士法に定める国家資格であり、税理士登録資格をもつ者のうち、税理士会に税理士登録をした者をいう。

業務としては、他人の求めに応じ、各種税金の申告・申請、税務書類の作成、税務相談、税に関する不服審査手続き等を行う。税理士には、税理士試験に合格し、2年以上の実務経験を持つ者がなることができ、一定の要件を満たした国税従事者(いわゆる税務署OB)、公認会計士、弁護士も税理士登録をするなどして、税理士業務をおこなうことができる。

税理士は、業務に付随する範囲において社会保険労務士業務の一部をなすことができる(社会保険労務士法27条・同施行令2条)。また、税理士となる資格を有する者は行政書士登録を受ければ行政書士となることができる。(行政書士法2条)

2006年5月会社法施行にともない、公認会計士・税理士は会計参与という株式会社の機関の一類型として、会社に参加しうることになった。
 
 

■税理士試験
例年、年一回、8月第一週の火、水、木に札幌市、仙台市、埼玉県、東京都、名古屋市、金沢市、大阪府、広島市、高松市、福岡県、熊本市、那覇市で行われる。

試験科目は11科目。必修科目、選択科目、選択必修科目がある。必修科目は簿記論、財務諸表論。選択必修は法人税または所得税(両方でもよい)。選択科目は相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、事業税又は住民税、固定資産税がある。このうち必修2科目、選択必修1科目、選択科目2科目(うち1科目は選択必修も可)の合計5科目合格により税理士となる。ただし、消費税法と酒税法、事業税と住民税はそれぞれどちらかしか選択できない。また一回の試験で合計5科目までしか受験できない。

合格発表は例年12月。合格は各科目60点以上だが、例年受験者の10〜20%(科目により差がある)が科目合格していることから、実質的に競争試験と考えられる。合格すると通知書が送付されるほか、登録に必要な科目全てに合格すると、合格発表の日の官報に公示される。

税理士試験の特徴として科目合格制がある。合格した科目は税理士となるまで有効となる。5科目取得まで長期間を要することから(全受験者数のうち5科目合格に達する者は、例年2%前後)、難関な資格試験のうちの一つである。
 
 
 
■学位取得による免除制度
受験者のうち、修士または博士の学位を持つ者は、条件を満たせば試験の一部が免除される。

2002年3月までに大学院へ進学した者のうち、商学の学位(修士または博士)を持つ者は会計系の科目(簿記論、財務諸表論)の試験が免除され、法学、または経済学のうち財政学の学位(修士または博士)を持つ者は税法系の科目(選択必修及び選択科目)の試験が免除されていた。

しかし2002年4月1日以降に大学院へ進学した場合、修士号取得者については、会計系ならば会計に関する修士論文を、税法系ならば税法(租税体系・法人税・所得税・消費税など)に関する修士論文を作成し、かつ、関係する科目1科目を合格することが、免除を受ける要件となった。つまり、例えば商学の修士号を持っている者は、会計に関する修士論文を作成しており、かつ簿記論又は財務諸表論のどちらかに合格することにより、もう片方が免除されるのである。なお、論文審査があるため、修士論文を作成していない者や、税理士試験と関係のない研究をした者は、例え修士号を取得しても試験は免除されない。

また、博士号取得者については、会計学に関する研究により学位を取得した者は会計系の科目2科目が、税法に関する研究により学位を取得した者は税法系の科目3科目が、それぞれ免除されるようになった。

(以上、Wikipediaを参照)

 
 
 
 

実際、税理士は所定の科目試験にパスしなければならないものの、各科目全てに精通した税理士はなかなかいないのが現状のようです。

なので、相続税に強い税理士、個人事業主の申告に強い税理士、のように、専門が分かれるケースもあります。

最近は、税理士法人を設立し、複数の税理士が共同経営することで、お互いの弱点を補うケースも見受けられます。
 
 
 
税理士試験に関して言えば、5科目を合格するまでに、数年かかるケースがあります。仕事をしながら受験する場合、10年以上かかる場合もありますが、それだけの価値のある試験ともいえます。

学位取得者による科目合格(免除)は、やりすぎると後ろ指を刺されがちです。
旧制度においては、修士課程を2つ修了することで、5科目全てを免除合格する人もいましたが、最近の改正で、そう簡単には免除合格が認められなくなっています。

やはり、実力で合格を勝ち取る人が仕事は出来ますし、税務サービスを依頼する側としても安心でしょう。

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