楽天ポイント

「楽天ポイントの考え方」

このテーマをすこし掘り下げてみます。

基本的には、楽天アフィリエイトで得た楽天ポイントは、売上として計上するのが正しいと思われます、というのが私の意見でした。

このスタンスは変わりません。
しかし、補足説明が必要でした。

楽天スーパーポイントは、

1)楽天アフィリエイト報酬としてのポイント
2)楽天で買い物をしたときにつくポイント
3)提携クレジットカード利用に応じてつくポイント

の3つから成ります。
 
 

■■■前回の復習 ここから

■おまけ あすきっと的解釈「楽天ポイント」

例として楽天ポイントについて、考えてみます。
これは、現金ではなく、ポイントとして報酬がもらえるというものですね。
もちろん、かなり稼ぐ人は現金でもらえるらしいですが。


これについて、2つの考え方があります。

1)楽天ポイントは、売上である

2)楽天ポイントは、売上ではない

はじめに私の考えを述べます。
1)の売上である、が正しいと思われます(あくまでも個人の意見)。


まずその前に、2)の売上ではないとする考えの背景を説明しましょう。

楽天ポイントは、あくまでもポイントであり、使わなければいつかは期限到来でポイントが失効する可能性があります。つまり、現金と同等、とはとらえられない、という考えです。
これは流通大手の会社が採用しているポイント会員制全てにあてはまります。

家電量販店のポイントカードがいい例で、もしこの手のポイントを課税対象にしてしまうと、ビッグカメラやヨドバシカメラのポイントをもつ顧客名簿が、税務署職員によって調査されることになります。

実際これはありえません。

ポイントではなく、商品券などの現金等価物をもらうのであれば、それは売上にすべきでしょう。
もし、楽天アフィリエイトで現金としてもらっている人(相当稼いでいる人ですね)は、いわずもがな、売上にしないといけませんが。


つまり、ここまでの議論で言えば、楽天ポイントは売上ではない。


しかし、私はそうともいえない、と考えます。


楽天ポイントを獲得する、ということは、自分のサイトを持っていて、そこから閲覧者が楽天で買い物をしたということですね。
つまり、楽天ポイントを獲得する背景には、サイトを維持しているコストがかかっている、ということなのです。ここが、家電量販店のポイント制と違うところです。

コストが明確なのに、楽天ポイントという、売上かどうかもわからないが、サイト運営者にとってなんらかの利益になっているという事実があるとき、、、税の観点から見れば


  利益を過少にしている


と見られなくは無いわけです。
経費があるのに、売上が計上されないわけですからね。
(これは前回の「費用と収益の関係」に書いた基本原則)

で、悩ましいのが、このポイント、現金等価物ではないという点。
しかし、確実に、現金に限りなく近くなる瞬間があります。

ポイントを使って買い物をしたときです。
その瞬間は、売上が実現した、と考えてもいいわけです。
これなら、費用と収益が対応することになります。
もちろん、ポイント交換という事実が無い間は何も処理しない、で結構でしょう。
ポイント交換は、できるだけ事業に使うものを楽天で購入し、領収書を書いてもらいましょう。


つまり、

・楽天ポイントを稼ぐことが出来ているのは、サイト運営維持費用、というコストのため
・ポイント交換しない間は、売上を確定できない。
・ポイント交換により、現金等価物に限りなく近づくため、売上認識が可能
・ポイント交換の際、なるべく事業に使うもの(私はいつもプリンタのインクカートリッジ)を買い、領収書をショップに書いてもらいます)
・仕訳は、こんな感じ
     ↓
 借方 事務用品費 100円  / 貸方 売上 100円


ま、これなら結局利益に変動はないし、税務署も文句は言わないでしょう。


一番いいのは、現金でアフィリエイト収入を楽天からもらえるレベルになることですよ。


■■■前回の復習 ここまで


■純粋な「アフィリエイトによるポイント」の把握

1)楽天アフィリエイト報酬としてのポイント
2)楽天で買い物をしたときにつくポイント
3)提携クレジットカード利用に応じてつくポイント

のうち、売上として計上すべき分は、1)のみでしょう。
2)および3)は、個人消費として、好きに使ってもいいでしょう。
もちろん売上がどうのこうの、という問題は考えなくてもいいと思います。


では、どうやってアフィリエイト報酬ポイントを区別するのか?


ポイントの明細を見て、その分のみを売上に計上?
しかし売上とみなせるのは実際にポイントを使って買い物したとき。


えー、思い切って書いちゃいますが、そんな面倒な管理をしている人は、おそらく地球上には存在しないでしょう。もちろん、明確に区別するのがカンペキな経理になりますが、そのために何時間もかかってしまっては元も子もないです。

大体1ヶ月のアフィリエイト報酬がだいたいこのぐらいなので、事業に使うものをその金額程度のポイントを使って買う、ぐらいでいいでしょう(どんぶり勘定か)。

■コストが、収益を上回ること

ちょびっと専門的なことを書きます。

会社の儲けの仕組みをもっとよくしようと、いろいろな方法を考え、実行するものです。
しかし、そのためにかかった人件費やその他のコストが、それによって得られる利益を超えるようなら、会社には利益は残りません(当然です)。

つまり、よかれと思ってかけたコストが、収益に貢献しないどころか、マイナスになるようならば、そのようなコストは結局かけなくてもいいじゃない、ってことになるわけです。

楽天アフィリエイトに限らず、もし、こと細かい作業が本来の収益を生むはずの作業を蝕むとしたら、本末転倒なのです。だから、前節で「だいたいこのぐらい」という表現を使いました。
結局、それでいいわけです。

だからといって、あまりにもおおざっぱな処理が繰り返されるとまずいわけです。
しっかり証拠が残っているものは、その金額で処理しましょう。


■まとめ

 ・楽天ポイントは売上が基本と考える(あくまでも個人の解釈)
 ・アフィリエイトによるポイント加算のみを売上ととらえる
 ・提携カード利用/楽天での買い物によるポイントはお好きに

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