300万円の棺おけ
ある会計士さんから聞いた話です。
とある葬儀会社の社長さんが亡くなって、社内で盛大な葬儀を行うことになりました。
なんと、そのご遺体のために、300万円もする豪華な棺おけを作ったそうです(たしかそんな値段だった)。
300百万円???
さんびゃくまんえん!
300万円の棺おけ。
■そしてうわさは広がる
とんでもない葬儀をしているらしい、
そんなうわさはすぐ流れます。
なんといっても、300万円もする棺おけを作ったんですから。
火葬場で灰になる運命の棺おけ
しかもその費用は300万円
その話は、廻りめぐって税務署職員の耳にも届きます。
「ほほう、300万円の棺おけねぇ。」
「調べにいきましょうか」
■300万円の経理処理は「広告費」
税務調査が始まりました。
税「なんで300万円も使ったの?」
葬「先代の社長ですから、それなりに盛大にやらないと、、」
税「経理処理はどうしましたか?」
葬「あれは広告費として処理しました。」
税「こうこくひぃ?」
税務署としては、利益を不正に小さくしたような経理操作を疑っていました。
もしそうならば、さらなる課税ができるのです。
そして、返ってきた答えは「広告費」。
? ? ?
葬「なぜ300万円の棺おけのことを知ったのですか?」
税「いや、うわさが街中に相当広がっていますよ、お宅の会社ですごい棺おけを使って社葬したって」
葬「あなたの耳に入ったということは、それだけウチの会社の広告効果があった、ということですよね!」
税「そ、そうなりますね」
葬「街中にうわさが広がったということは、300万円かけてもわが社の宣伝ができたと言うことになりますよね。」
税「そ、そうですね、、、広告費ですね。。。」
ということで、葬儀会社の勝ち!
■まとめ
・経理処理を理論的に説明できるなら、税務署は怖くない
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
300万円の棺おけ、、、
経理ネタとしてはおもしろい話です。
でも、、
自分の葬式に、そんなモノは要りません。
仲のいい友人が2人集まってくれたら十分です。