個人事業主になろう
個人事業主は、自分でビジネスを始めたばかりの人が、一番初めに考える形態です。
規模が大きくなれば、法人にすることになるでしょうが、やはりはじめは個人事業主です。
税金のことで悩むぐらい稼ぐようになったら、法人成りを考えてもいいでしょうが。
実際、サラリーマンの場合、給与以外の所得が20万円を超えれば確定申告が必要になりますが、個人事業主として、「ビジネス」をしているとなると、納める税金を少なくすることが可能です。
簡単な例ですが、仮に1年で100万円のアフィリエイト収入があ
り、パソコン通信や関連書籍、セミナー参加費用、取材費、交通費、
交際費、などで35万円の費用がかかったとします。
つまり、手元に残る利益は、65万円。
この場合、個人事業主として登録し、かつ、「青色申告&複式簿記
で記帳(後日説明)」を採用していると、
支払う税金は、ゼロ円になります。
■はじめに準備すべきこと
今回は、個人事業主の登録手続きを説明します。
このメルマガは、保存しておいた方がいいかもですよ。
(サイトにカテゴリわけして整理しますけどね)
まず、税務署に、2つの用紙を提出します。
ひとつは、開業届出書(今回説明)。
もうひとつは、青色申告承認申請書。
2つめの青色申告承認申請書は、必須ではありませんが、僕が推奨
する経理テクを存分に発揮し、かつ最大限の節税をするつもりであ
れば、提出しておきましょう(後日説明)。
■「個人事業の開業等届出書」の記入内容です。
フォームは、国税庁のHPからダウンロードできます。
http://tinyurl.com/qxsby
基本的に、小規模ビジネスかつ一人で行う事業、を前提にします。
参考にしてみてください。
●納税地
住所地に○、住所を記入
●上記以外の住所地・・
空欄
●氏名・生年月日
説明省略
●職業
「事業の概要」と矛盾しない仕事を書く
●屋号
アルファベットが混じっても可
●届出の区分
開業に○
●開廃業日
開業日を記入
●事業所等を新増設・・
空欄
●廃業の事由が・・
空欄
●開廃業に伴う届出書の提出・・
青色申告は「有」、消費税は「無」に○
●事業の概要
ネットでビジネスなら、「インターネット事業」のような
内容でOK
●給与等の支払状況
「計」に0を記入(一人ビジネスなので)
提出先は、管轄の税務署です。
次回は、青色申告承認申請書についてです。
■節税して、かつ経理をラクにするテク
+ とりあえず、個人事業主の届出を税務署にする
+ 固定資産は一切持たない
+ 現金勘定は持たない
+ 買い物は、すべてクレジットカードで
+ 経理の作業は、月末のみ行う
順次、説明していきますね。